天気がよかったこともあり東黒森山に登ろうと思い立ち11時前に家を出る。
東黒森山(「やまがた山」のサイト)は山形市の西、県民の森のエリア内にある標高766メートルの里山である。
3年ほど前に、近所のIさんと一緒に登った(登ろうとした)山だが、その時は登山道をロストし、雪がひどく降ってきたせいもあり途中であきらめた。
今回は、そのリベンジ。
山頂で食べるカップ麺のためサーモスにお湯を詰め、雪上を歩くためのスノーシューを準備する。
スノーシューは昨年まで、いつも一緒に山に出かけていた、近所に住むIさんから頂いたもの。
残念なことにIさんは病気を患い、山に登れなくなってしまった。
自宅から、山形市の西にある県民の森へまでは、およそ30分ほど。
途中、セブンイレブンで山頂で食べる食料と飲み物を買い込む。
中央広場入り口の駐車場に到着したのは正午少し前。
駐車場からは大沼西側の道を歩く。
家族広場の登山口には12時20分ごろに到着。
登山口の案内板は見つけたが周辺は杉林で、ルートはわからない。
スノーシューは履いているものの、勾配のきつい箇所は時折、雪面を踏み抜く。
林を縫いつつジグザグにトラバースしながら登るが、やはりルートがわからない。
という訳で、まめにGPSで確認しながら登っていく。
林を抜ければ、あとは山頂まで尾根道を登っていけばOK。
頂上に到着したのは13時5分ごろ。
登山口からは高低差、およそ220メートル。
ひとけはなく、巨大な白い帽子を乗せた避難小屋がポツンと建っている。
小屋の中はどんな感じかなとも、思ったが巨大な雪庇が気になって中の様子を見る気にもならない。
とりあえず、昼食。
セブンイレブンで買った山頭火のカップ麺にサーモスのお湯を注ぎ麺をすする。
冷たいおにぎりはカップ麺のスープに投入しおじやにする。
ひと休みした後は、何もすることはなく、すぐ下山。
登ってきたルートの反対側へ下ろうと、西側へ進む。
しかし、勾配が急になると雪が太ももまで潜ってしまう状況が続く。
これは、ドツボにはまりそうだと、来たルートを戻ることにする。
帰りは、楽勝。
さほど、時間もかからず登山口まで到着した。
帰りは、大沼の湖畔の東側を散策しながらのんびりと歩く。
駐車場に戻ったのは15時半ごろ。