十和田市現代美術館を観る - 青森県の旅
十和田市現代美術館
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街全体がアートといった感じ:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
街全体がアートといった感じ

アート界では話題の十和田市現代美術館である。
午前7時には十和田市内の温泉を出て美術館の周辺を下見。
駐車場が開いていたのでクルマを止め周辺を散策。
美術館のある地域は十和田市の官庁街で「美しい日本の歴史的風土・準100選」に選ばれている。
美術館自体は想像していたより規模が小さい。
建物のある通りを挟んだ場所にも製作途中の作品が置いてあり街自体を美術館とするコンセプトであることを知る。
人通りが少ないことをチャンスに写真を撮る。
9時の開館まで1時間ほどあったので道の駅に戻り途中で買ったおにぎりで朝食にする。

チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」
ポール・モリソン「オクリア」:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
ポール・モリソン「オクリア」
椿昇「アッタ」:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
椿昇「アッタ」

開館の15分前に駐車場に車を入れるとオープンを待つ車が数台。
ナンバーを見るとほとんどが青森県外の人たちのようだ。
正面玄関の前にあるチェ・ジョンファ「フラワー・ホース」の脇に並び開館を待つ。
自分の前には5名ほどのお客さんしかいないが、後方では多くの見学者が「フラワー・ホース」の前で記念撮影をしている。
入館料は500円なのだが企画展の「チェ・ジョンファ OK! 展」を開催しており、両方観るため900円を支払う。

馬の足跡か?:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
馬の足跡か?

展示会場に入るとすぐにロン・ミュエクの「スタンディング・ウーマン」がこちらを見下ろす。
高さ4、5メートルもあろうかというリアルな西洋のおばあちゃんのフィギュアである。
なかには「わぁ、ビックリ!」と声を上げる見学者やスカートの下を覗こうとする小学生も・・・。
結果的に朝一番で行ったのがよかった。
すべての展示物を端折ることなく観ることができた。

馬がいた!:十和田市現代美術館を観る_青森県の旅
馬がいた!

中には体験型の作品も多く一人ずつもしくは数人しか展示会場に入って観ることができないような作品もあり混雑していたら、そうした作品はパスしていたかもしれない。
キム・チャンギョムの「メモリー・イン・ザ・ミラー」やハンス・オプ・デ・ビークの「ロケーション(5)」が印象に残った。
企画展の「チェ・ジョンファ OK! 展」で観たテレビを使った作品ではナム・ジュン・パイクを思い出す。
同じ韓国人だし、通ずるところがあるのだろうか?
美術館周辺の商店にも彼の作品が展示されていたが、こちらはパスしてしまった。
現代美術に共通するのかもしれないが観ていて心が落ち着く作品よりは、観て楽しかったり、刺激があったり、なるほどと思ったりする作品が多かった。
そんなこんなで、次の目的地の寺山修司記念館へ向かう。

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