「F1疾走するデザイン」展を観ました。
「F1疾走するデザイン」展
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ここが入口:「F1疾走するデザイン」展
ここが入口

イヤー、京王線の初台駅で下りたのは二十年ぶりぐらいです。
すっかり、行きかたを忘れてしまい新宿駅から笹塚駅まで行き、そこから初台駅まで逆戻りしました。
昔は京王線で通学していたのですが…。
というわけで初台駅から歩いて1分の東京オペラシティのアートギャラリーで開催されている「F1疾走するデザイン」展を観ました。

クルマは年代順に展示されていました。
最初に展示されていたのは1959年製クーパー・カーズの「Cooper T51」。
グリーンにカラーリングずんぐりしたシャーシでエンジンは2,500cc、230馬力あります。
エンジンの馬力は今の市販車並ですが、大きすぎて今の車に載せるのは難しそうです。
次に展示されていたのは1966年製のブラバムでラジエターはまだノーズにありノスタルジックなデザインです。

次世代のロータスになるとラジエターが車体先端のノーズから車体両脇のサイドポンツ-ンに取り付けられ今のマシンのような楔形のデザインに進化しています。
ロータスは黒に金の縁取りがあるJPSのカラーリングで車体にはマリオ・アンドレッティの名前がペイントされていました。
このころのシャーシはまだエンジンのまわりがむき出しで牧歌的というかオイルのニオイがプンプンという感じです。

フェラーリのピンバッチを購入:「F1疾走するデザイン」展
フェラーリのピンバッチを購入

次のホンダ・マクラーラレンはF1界のスーパースター、今は亡きアイルトン・セナが乗っていたマシンです。
この頃になるとエンジン周りもカウルに覆われ空力がいっそう進んだことが伺えます。
もう、むき出しのエンジンも見えないしコンピュータなしでは走れないという時代です。
全体的なフォルムは最近のマシンとほとんど変わりません。

最後のほうには、3年ほど前のホンダ、フェラーリやルノーなどが展示されておりました。
3年前の「Ferrari F2005」を見るとフィンと呼ばれる10センチ四方程度の小さな羽がたくさんついています。
いったい、この小さな羽根にどれほど空力学的な意味があるのか? と素人は思ってしまうわけです。
こうしたマシンのほかにもホンダのエンジンが年代ごとに展示されたり、ブリヂストンのタイヤが展示されておりました。

当日は早い時間に行ったせいか見る人もあまりおらず、じっくりとコクピットを眺めたり、腰をかがめて前後左右から眺めたりと東京での展覧会では珍しくのんびりとみることができました。
モーターショーと違って写真を撮れないのが残念です。

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