映画のこと 映画『ブレードランナー2049』を観る。 2017年11月30日 主演はライアン・ゴズリング。最近、やたら見るようになった俳優ですね。助演なら普通によい俳優としてみれるのだが、主演というには、どうも線の細さが気になる。『ブレードランナー』で主演したハリソン・フォードも前作と同じリック・デッカード役で出演... 平井柚
映画のこと 映画『オデッセイ』を観る 2016年7月2日 原作はアメリカの作家、アンディ・ウィアーの小説『火星の人』。 作者のアンディ・ウィアーがweb上で公開していた小説が評判となりAmazonの電子ブックとして販売したら一躍ベストセラーになった。 そんな評判を聞き及んでいたので、観たいと思っていた一本。 とはいっても、まだ、小説は読んでいないのだが…(そのうち、読みたいと... 平井柚
映画のこと 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観る 2015年12月27日 マッドマックスといえば30年以上も前にメル・ギブソンがブレイクしたきっかけともなった大ヒットのオーストラリア製アクション映画。当時、核兵器による大量殺戮戦争後? の生き残った人々が... 平井柚
映画のこと 映画『アメリカン・ハッスル』を観る 2014年8月24日 映画『アメリカン・ハッスル』である。 相変わらず映画は観ているが(DVDで《故にタイムリーな映画の話題は書けない》)、この半年で観た映画ではもっとも、気に入った映画だ。 最初のクリスチャン・ベールが髪の毛を増やそうとしているシーンを観たときは「こりゃ、さえない映画になりそうだ」なんて思ったが、あにはからんや…。 自分の... 平井柚
映画のこと 映画『真珠の耳飾の少女』を観る 2008年11月24日 主演はスカーレット・ヨハンソン。 フェルメールを演じるのは『ブリジット・ジョーンズの日記』で真面目な弁護士を演じたコリン・ファース。 監督はピーター・ウェーバー。 原作はアメリカの作家トレイシー・シュヴァリエの小説です。 以前にも観たのですが、東京都美術館で開催されている「フェルメール展」をせっかく観たのでと思い、また... 平井柚
映画のこと 映画『ノーカントリー』を観る 2008年8月21日 映画『ノーカントリー』です。 監督は兄ジョエル・コーエンと弟イーサン・コーエンのコーエン兄弟。 最近ではすっかりビッグネームになってしまいましたが、インディペンデント志向は相変わらずです。 サスペンスのなかに漂うユーモアと、緊張感の中にゆるさを感じるコーエン兄弟らしい映画です。 バックに流れる音楽がない静かな映画です。... 平井柚
映画のこと 映画『善き人のためのソナタ』を観る 2007年10月14日 ドイツ映画の『善き人のためのソナタ』です。 ベルリンの壁崩壊以前の東ドイツの国家権力の不条理というものをとてもよく伝える作品。 ちょっとテーマが重いけど、よい映画です。 真面目できちんとした丁寧なつくりは、ある意味、とてもドイツ的。 舞台はベルリンの壁崩壊前夜である1984年の東ベルリン。 主人公はシュタージ(国家保安... 平井柚
映画のこと 映画『上海の伯爵夫人』を観る 2007年9月14日 イギリス映画『上海の伯爵夫人』を観ました。 監督はジェイムス・アイボリー。 彼らしい、落ち着いた破綻のない映像。 原作は英国人のカズオ・イシグロ。 カズオ・イシグロは、両親とも日本人だが幼少の頃に両親とともに英国に移住。 そのため日本語はほとんど話せないという。 結局、英国に帰化してしまった。 映画の舞台は第二次世界大... 平井柚
映画のこと 「蝉しぐれ」の映画セットをみてきました 2006年9月16日 鶴岡市の松ケ岡開墾記念館のそばにある、藤沢周平原作の映画『蝉しぐれ』を撮影した映画のセットをみてきました。 実を言えば映画はまだ観ていないのですが…。 小説は10年ぐらい前に一度読んでいます。 とても、よい小説で一晩で読み終えた記憶があります。 映画のセット自体は、実際に撮影したところより100メートルほど移動させたそ... 平井柚
映画のこと 映画『サイドウェイ』を観る 2006年5月8日 これは傑作! 先日、東京へ向かう新幹線の中、パソコンを使って映画『サイドウエイ』を観た。 さほど期待していなかったのだが、これがめちゃくちゃ、よかった。 いや、ホントに! 登場している俳優も地味だし、ストーリー自体も地味なものだが、明るく笑える上質な大人のロマンチックコメディーに仕上がっている。 大人の青春映画というの... 平井柚
映画のこと 映画『モディリアーニ 真実の愛』を観る。 2006年4月23日 映画『モディリアーニ 真実の愛』を観る。 エコール・ド・パリ(パリ派)の画家、アメデオ・モディリアーとその妻ジャンヌの愛と生き様を描いた物語。 19世紀初めのパリの様子を知るには、よい映画だった。 そして悲しい映画でもある。 主演はアンディ・ガルシア。 彼の憂いのこもった静かな瞳がイイ。 妻のジャンヌを演じたのはエルザ... 平井柚
映画のこと 映画『シービスケット』を観る。 2005年3月7日 映画『シービスケット』を観る。 よい映画だった。 観て損のない映画だと思う。 しかし、2時間10分という枠に収めるためだろう、一つひとつのドラマやエピソードがさらっと流れていった感じがする。 アメリカの1930年代 、大恐慌の時代に実在したシービスケットという競走馬と、その馬を取り巻く人たちの物語だ。 主演は『サイダー... 平井柚