amazonのKindle Fireタブレットを買った。
amazonのKindle Fireタブレットを買った
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amazonには普段、よくお世話になっている。
音楽や映画のCD、DVDの購入は、ここ数年100パーセント近くamazonで購入している。
他にも本や雑貨、電気製品といろいろ、お世話になっている。
考えてみれば、一応、こちらが客なのでお世話していると言ってもいい。

先月、そうした蜜月? ともいえる関係に大きな問題が生じた。
amazonは先月の4月6日から、一方的に配送料を改定し2,000円未満の商品の通常配送料を無料から350円(税込)に引き上げたのである。
当然、こちらも第三帝国のポーランド電撃戦のような送料値上げという奇襲に対し対抗処置を講じなければならない。
そこでワルシャワ蜂起やフランスのレジスタンス運動のごとく、年間3,900円(税込)を支払ってamazonのプライム会員なるという抵抗を試みたわけである。
外野からは「それはレジスタンスなのか?」という声が聞こえてきそうである。
なるほど、言われてみるとレジスタンスというよりは恭順と言ったほうが、外から見た構図としては正確かもしれない。
しかし、自分としてはamazon帝国に屈したふりをして、反撃の時を待つレジスタンスといった気分を持ちながら被占領民ともいえるプライム会員なったわけである。
すると、amazon帝国は飢えた民に供するパンとスープのごとく、いろんな特典を我々、被占領民に配給してくれるのであった。
まず、第一にプライム会員というアイコンの表示された対象商品については送料が無料になるのである。
他にもプライム・ミュージックと言って100万曲以上が聴き放題のサービスやプライム・ビデオという映画やTV番組が追加料金なしで見放題という特典がついてくる。
こうした、甘い利益供与でamazon帝国は、我々被占領民を日々、懐柔し囲い込むのである。

amazonのKindle Fireタブレット
ちょっと厚くて、ちょっと重い

先日、プライム会員になるとKindle Fireというタブレット端末が4,980円で購入可能という一文を見つけてしまった。
そこで、自分は普通に購入すれば8,980円というKindle Fireというタブレット端末を、たった4,980円で購入するという一撃をamazon帝国に与えたのである。
このタブレット、自分はゲームはやらないので普通にインターネットをやったりKindle本と言われる電子書籍を読んだり、プライム・ビデオという映画を観たりするには、ほぼ、ストレスなく使える。
それにしても、仕様から言ったらまずまずのタブレット端末が4,980円という価格は凄いを通り越して恐ろしいね…。
しかし、プライム会員の特典に「Kindle端末をお持ちのプライム会員なら無料で読書」という一文があったが、これには完全にひかかった!
読みたいと思う本が、ほぼなしである!
正確に言うなら、ないわけではないのだが読みたいと思う本は「青空文庫」のような著作権の切れた本ばかりで、それ以外の、要は最近発行されたような無料の本は触手の伸びないようなものばかり。

まあ悲喜こもごも、いろいろある訳だが、しばらくはamazon帝国に面従腹背といったスタンスで微力ながらレジスタンスしていこうということなのである。
それにしても、こんな風にして、Amazon帝国に囲い込まれるのは恐ろしいことだね。
近い将来、プライム会員の会費が値上がりするという総攻撃が、いつ始まるのかと戦々恐々としている今日この頃である。

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