東京都美術館で『フェルメール展』を観る
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やはり、人気のフェルメール

東京都美術館で開催されている『フェルメール展-光の天才画家とデルフトの巨匠たち-』を観ました。
美術館についたのは2時。
これは「やばいかも」と思ったのですが案の定、館内は相当な混雑です。
「チケット購入から40分待ちとなっております」と大きな声で案内をする係員。
実際、見るのはやめようかと館内のソファーに腰を下ろしたたずむこと10分。
結局、ここまで来て見ないのもなんだと思い直しチケットを買い列に並びました。

館内は人混みで、とても、ゆっくりと鑑賞できるような状態ではありません。
展示の順番など関係なく人だかりの少ないところを選びながら絵を見ました。
それでも目玉となるような作品は人だかりが減るわけもなく人の流れに流されながら見学しました。
フェルメール展とはいえ実際にはフェルメールと同時代のオランダ画家の作品が圧倒的に多くフェルメールの作品は7品のみです。

地味な印象のオランダ絵画

最も印象に残ったのはフェルメールの『ワイングラスを持つ娘』。
縦77.5センチ、横66.7センチといったサイズ。
赤いドレスはサテンなのでしょうか? その輝きと陰影が目を捉えて離しません。
展示されている作品は全体に自然の光を意識した質素で穏やかなものが多く、誰が見ても好感を持つ作品ばかりでした。
絵にマッチするように額も質素なものが多かったです。

ちなみにデルフトとはフェルメールが生涯を暮らしたオランダ南部の都市のことで、デルフト焼きと言われる白地に藍で模様が描かれた有田焼のような陶器で有名です。
まぁ、とにかく疲れました…。

そういえばフェルメールの人生を描いた映画『真珠の耳飾の少女』はオススメです!
コリン・ファースがフェルメール役で出演し、『真珠の耳飾の少女』のモデルとなった少女にはスカーレット・ヨハンソンが扮しています。

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