銀閣寺に行く -そうだ、京都に行ってきた-
銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
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正式名称は東山慈照寺、通称、銀閣寺。
哲学の道のそばにある湯豆腐屋さんで湯豆腐で一杯やった後に向かったのは銀閣寺。
すでに時間は15時半を回っている。

:銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
正式名称は東山慈照寺

銀閣寺を訪れるのは初めて。
高校の修学旅行でも訪れていません。
鈍色の空から降る雨は激しさをまし風も出てきました。
それでも観光客の数は多く、みんなが傘とカメラを手に持ちファインダーを覗いています。
とは言いながら当方も銀閣寺をできるだけよいアングルで撮るために、観光客の歩く流れの中でポジション取りに苦労する。
もっとも、こちらはiphoneだけど…。

銀沙灘(ぎんしゃだん)と言われる庭園:銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
銀沙灘(ぎんしゃだん)と言われる庭園

銀閣寺は室町幕府八代将軍、足利義政により1490年に創建されました。
金閣に似た銀閣と言われる建物の観音殿が完成した時には義政は病没していたそうです。
歴史の教科書にも載っていましたが銀閣寺の書院造という床の間のある座敷などは、日本の和風建築の基礎となりました。
庭園は「銀沙灘」(ぎんしゃだん)と言われる縞々の波紋のような造詣を施した砂盛りが見事です。
銀閣寺という名前にふさわしく、雨に濡れて庭園が落ち着いた銀色に見えます。

向月台(こうげつだい):銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
向月台(こうげつだい)

方丈への玄関の前にある「花頭窓」:銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
方丈への玄関の前にある「花頭窓」

また、向月台(こうげつだい)と呼ばれる砂でできた大人の身長ほどもある円錐形の台は不思議なものです。
現在のような庭園になったのは江戸後期になってからのようですが、日本的な景色の中にある向月台という砂盛りは、何となく唐突な印象を受けました。
こういう唐突な印象を受ける物体はある意味モダンです。
現代アートの作家が作ったオブジェを展示しているといわれても納得してしまいそうです。

小高い山裾を登って一周:銀閣寺に行く。 -そうだ、京都に行ってきた-
小高い山裾を登って一周

庭園の見学は紅葉しつつある小高い山裾を登って一周するといったもので山裾からは天気が良ければ京都の市街地が一望できたことでしょう。
雨が激しいせいもあり、足早に銀閣寺を後にします。

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