東京国立博物館で「国宝薬師寺展」を観ました
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目指すは平成館:東京国立博物館で「国宝薬師寺展」を観ました

目指すは平成館

東京国立博物館で開催されている「国宝薬師寺展」を観てきました。
薬師寺は、奈良県にある寺院で飛鳥時代に建立された南都七大寺のひとつです。
興福寺とともに法相宗の大本山になっています。

昼少し前に行ったのですが、すでに入り口には老若男女の長蛇の列。
こうした光景を見ると日本人というのは「つくづく勉強の好きな民族なんだなぁ」と思います。
展示物に群がる黒山のような人だかりとなんの予習もなく行ったせいもあり、ほとんどの箇所はさらりと観てしまいました。

平成館:東京国立博物館で「国宝薬師寺展」を観ました

平成館

ただ唯一、日光菩薩立像と月光(がっこう)菩薩立像のところでは、あまりの見事さにマジマジと見入ってしまいました。
日光菩薩と月光菩薩は本来、薬師如来の左右に控えている仏像で白鳳文化を代表する仏像です。
高さはおよそ3メートルほど。
人の高さほどある展示台に置かれた仏像を下から見上げるように鑑賞したせいもあったと思いますが、実際の高さ以上の大きさを感じます。
ライティングのせいもあり銅でできた立像は黒く光っています。
天衣という衣や体を構成する曲線がすばらしく当時の鋳造技術の高さが伺えます。
ふくよかで優しい印象。
お寺で見るのと違って、仏像の裏側もマジマジと見ることがでるのは博物館ならでは。
展示の方法も工夫があり、はじめ2階ぐらいの高さから仏像を見下ろすような高さで鑑賞できますが、ゆったりしとしたスロープを下ると仏像の周りを見上げるように鑑賞することができます。

そういえば、帰りの新幹線の中で展示会の図録を手に、じっくりとながめているオジサンがいました。
手荷物は唯一、図録のみだったので、わざわざ薬師寺展を観るためだけに新幹線で東京国立博物館へ来たのでしょう。

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