横浜美術館でルーブル美術館展を観る。
横浜美術館
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横浜美術館へ

横浜ランドマークタワー
横浜ランドマークタワー

朝から、けっこうな雨が降っている。
せっかく東京へ出てきたということで、横浜美術館でやっている「ルーヴル美術館展」を観にいくことにする。
雨がひどくカーペンターズの「Rainy Days And Mondays」ではないけど、けっこうブルーな気分でホテルを出る。
東京駅から東海道線に乗って横浜駅でみなとみらい線に乗り換え、みなとみらい駅で降りるとすぐ目の前に横浜美術館はある。
月曜日の雨にもかかわらず美術館の前は結構な賑わいだ。

ルーヴル美術館展

横浜美術館
横浜美術館

ルーブル美術館といえば、その規模やコレクションの質、量ともに、泣く子も黙る世界最大級の美術館である。
今回の展覧会は、ルーブル美術館のコレクションの中で、フランス革命、ナポレオン帝政から二月革命にまでのフランス絵画から73点が展示。

印象に残ったのは、やはりこの展覧会の目玉となったアングルの「泉」と「トルコ風呂」という二つの作品だ。
この日本初公開の作品はいずれも、アングルの代表作である。
両方とも、想像していたより大きく、写真や印刷物で観るより艶かしい印象だ。
ちなみに「トルコ風呂」が丸い枠にはめられているのは、丸窓から覗き見るイメージを作品を見た者に与えるためらしい。

ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル「泉」
アングル「泉」
ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル「トルコ風呂」
アングル「トルコ風呂」

アングルは19世紀前半の画家。
新古典主義といわれるギリシア・ローマ時代の理想的な美を目指した。
そうした意味では、写実的で古臭い感じはするが、誰が見ても美しいと思う作品であることは間違いない。
時代は新古典主義からロマン主義へ、そして写実主義へ向かおうとしている時代。
その後に現れる、印象派のアーティストたちにも彼の作品は影響を与えた。

横浜美術館へのアクセス

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