10年ぶりに訪れる十和田市現代美術館。
今回は団体旅行なのであまり勝手もできず、駆け足での見学となった。
美術館に到着したのは14時半ごろ。
見学している人は多いが、前回、訪問したときほどの混雑はない。
今回、一番、驚いたのは多くの常設展示が撮影可能となっていたこと。
やっぱり、インスタ映えとか意識しているのだろうか?
そんなわけで、とりあえず、いろいろ写真は撮ってみた。
企画展はAKI INOMATA「Significant Othernessシグニフィカント・アザネス(生きものと私が出会うとき)」というもの。
生きたヤドカリの殻を透明な樹脂で制作した作品。
というよりは、3Dプリンタで作った巻貝の形をした作品をヤドカリに殻として使ってもらっているという感じか。
殻の上部にはミニチュアの建物がくっついている。
テクノロジーとアートの融合を感じる。
ほかに生きたミノムシの蓑をカラフルな毛糸や布の端切れで作らせたような作品もあった。
さすがに、企画展は撮影NG。
2008年の開館なので、今年で10年以上たつことになる。
少々、くたびれた感はあるがメンテナンスはちゃんとしてある様子。
開館当初のような賑わいや勢いは感じられないが、静かに存在してますといった風が悪くないなと思った。