「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
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福島県立美術館で行われている「イラストレーター 安西水丸」展を観るために10時過ぎぐらいに家を出る。
東北中央道の米沢北ICから福島大笹生ICまでは高速道路にもかかわらず無料区間になっていて快適かつリーズナブル。
昨年の11月に開通した栗子トンネルは全長8,972メートル 。
さすがに、運転していても長いと感じる。
ちなみに本トンネルは現在、日本の道路トンネルの長さ5位、東北地方では最長のトンネルだそうだ。

福島県立美術館:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
福島県立美術館
ワイナリーかウイスキー工場のよう:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
ワイナリーかウイスキー工場のよう
福島県立美術館の玄関:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
玄関

美術館に到着したのは12時20分ごろ。
赤レンガで作られた外観は、なんとなく、ウイスキー工場やワイナリーのよう。
お昼時のせいか見学者も少なく、ゆったりと観ることができた。
最初の方に展示されていた、資生堂やいいちこ、日本IBMのポスターは素敵だった。
普段は本の挿絵や装丁など小さなイラストを見慣れているせいか、ポスターのサイズで見るイラストは新鮮に目に映った。
彼にゆかりのある嵐山光三郎、村上春樹、和田誠にちなんだ作品も数多く展示。
なかでも、和田誠と共作した作品も多く展示してあって関係の深さが感じられた。

デイヴィッド・ホックニーやエドワード・ホッパーを、もっと、シンプルかつミニマムにしたような印象とでもいうのだろうか?
そんな印象を自分は持った。
主張しすぎない絵は、心を穏やかにしてくれる。

展示の中で、とにかく作品の数をこなしながら質を落とさないために切り絵のような作風にしていったという紹介文があった。
好きな作家にベン・シャーンの名前を挙げていた。
ベン・シャーンはペン画やグラフィックアートなどものも手掛けた近代アメリカの画家。

とにかく展示作品が700点を超えるという充実した企画だったと思う。
こうした、あまり主張しすぎないイラストなら家に一つぐらい飾っておきたいと思う。

SNSのためのコーナー? は撮影OK:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
SNSのためのコーナー? は撮影OK
これも撮影OK:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
これも撮影OK
「インスタグラムやツイッターで拡散してください」といったところか…:「イラストレーター 安西水丸」展を福島県立美術館で観る
「インスタグラムやツイッターで拡散してください」といったところか…

最近の美術展らしく、展示の最後はSNSのためのコーナーがあり大きな作品と並んでスマホで写真を撮っている見学者も多い。
みんな、インスタグラムやツイッターで投稿するのだろう。
帰りにミュージアムショップで図録とトートバッグ、ポストカードを購入。

14時半ごろに美術館を出て帰路に就く。
寄り道せず自宅に着いたのは16時半ごろ。

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