荻町城跡展望台より合掌造り集落を望む
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岐阜県の白川郷、合掌造り集落に行ってきました。
東海北陸自動車道の白川郷インターチェンジから白川郷の集落へ入ったのは午後2時ぐらい。
日曜ということもあり集落に入る、500メートルほど手前からクルマは渋滞している。
メインストリートはクルマが侵入できないように自主規制が行われてる。
そんなわけで、とりあえず、小高い山の上にある荻町城跡展望台を目指す。

幅6メートルほどの、決して整備されているとは思えない道路を5分ほど走ると目的地の荻町城跡展望台に到着。
途中、大型観光バスも行きかっていたが、この狭い道路ではドライバーも大変そうだ。
お食事処天守閣というドライブインのような食堂のそばにある20台ぐらい駐車できる空き地のような無料の駐車場に車を止め、しばし、景色を楽しむ。
展望台には多くの観光客が自撮りや記念撮影をしている。
一見、中国や台湾からの観光客が多い。
写真で切り取った風景だけ見ると美しいとは思うが、実際に見てみると観光地化されすぎている印象。

ちょっと、白川村のホームページを覗いてみたら、平成28年は年間180万人の観光客が訪れ、うち、56万人が海外からの観光客とあった。
一日当たりにすると4,931人。
村の人口は1,668人(平成28年10月1日)。
人口一人あたりの観光客は約335.7人。
一人の村民が年間、およそ336人の観光客をサービスしなければならないことになる。

では、日本最大の観光地、京都はどうなのだろうと、京都府のホームページを見てみると人口は、260万6,020人(平成28年12月)。
観光客の数は約5,522万人(平成28年)。
人口一人あたりの観光客は21.18人。
これをみても、いかに白川郷の観光客の数が多いのかということがわかる。
スゴイね。

荻町城跡展望台で写真を撮り終えると、集落見学のため村営の駐車場に向かうが、やはりこの間も渋滞。
駐車場に入る500メートル手前から30分弱ぐらいかかった。
駐車場からは集落を流れる庄川にかかった、つり橋を渡ってメインストリートへ向かう。
交通案内のオジサンたちは、きっと村民の方々だろう。
多くの雇用が、この周辺では生まれているはずだ。

白川村のホームページに載っている公共の駐車場のデータをみると年間221,107台(平成28年)が利用している。
内訳は普通車が198,397台、大型車が22,710台。
駐車料金が普通車1,000円、大型車が3,000円なので駐車料金だけで年間2億6千万オーバーの収益をあげている。
やっぱり、すごいね。

集落の中は土産屋さんやカフェ、合掌造りの建物は民宿といった様子。
中国や台湾からの観光客が多くインバウンドという言葉を実感させる。
このこと自体が、悪いことではないが、ちょっと騒々しい。
観光客として喧噪を構成している、自分がいうことにも矛盾を感じるが、静かなたたずまいを含めての白川郷なんだと思うし、静かな景色を期待して訪れる場所なんだと思う。
にもかかわらず、観光客はいっぱいいるし、喧噪が町を包んでいる。
集落の規模や受け入れ体制以上に観光客が過剰に来すぎている。
このあたり、なにがしかのルールがあっても、よいのではと思う。
たかだか1時間弱の滞在で、みえてこない部分も多かったとは思うが「この状況で世界遺産というのは大丈夫なのだろうか?」と、今後を案じさせる白川郷ではあった。

白川郷合掌造り集落へのアクセス

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