汐留ミュージアムで「モローとルオー -聖なるものの継承と変容-」展を観る。
汐留ミュージアムはパナソニックが運営する私立美術館。
パナソニックのショールームなどが入ったオフィスビルの4階に美術館はある。
そのためか、普通のカジュアルな格好で1階の入り口をくぐると、何となくおよびでないような場違いな意識に襲われる。
フロアのどこかからは、研修をやっているような声も耳に入ってくる。
いえいえ、ビジネスじゃなく美術館に来ただけですといった具合の居心地の悪さ。
などと思いながら、エスカレーターに乗って4階にある展示室にいそいそと向かう。
美術館としての規模も小さく全体として「展示作品が少ないかなぁ」という印象。
パリにあるギュスターヴ・モロー美術館の様子などを映した4Kテレビの映像がきれいだった。