中央の小さな光が金環食
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山形市に住む年上の友人のお誘いもあり、行動を開始したのは二日前。
日食用のメガネかグラスを購入しようと思い、それらしき店に行ったら売り切れの張り紙。
他にも店を数件ハシゴしましたが、やっぱり売り切れ状態。

ビデオ用のフィルター:2012年、金環食狂騒録

ビデオ用のフィルター

暗くなり風が吹き始める:2012年、金環食狂騒録

暗くなり風が吹き始める

中央の小さな光が金環食:2012年、金環食狂騒録

中央の小さな光が金環食

…で、思案の結果、頭に浮かんだのは溶接のときに使うマスクの色ガラス。
建築資材がたくさん置いてあるホームセンターに行ってみると在庫は十分あります。
しかも1枚250円。
苦肉の策ですが専用のメガネに比べれば、ずいぶん安上がりです。
ついでに、ビデオ用のフィルターもこれで手づくりしました。

当日は朝の3時に起きて友人を迎えに行き、そのまま山形自動車道に乗り、とりあえず南へ向かう。
東北自動車道を南下し福島に入ると天気は靄とも曇りともつかぬ、どんよりとした天気。
山形市内の天気は快晴に近いような天気だったので、このまま行って大丈夫かな…と。
このまま、東北自動車道をまっすぐ東京方面へ行くべきか、それとも磐越自動車道に入っていわき方面へ向かうべきか迷うところ。
安達太良のサービスエリアに入るとiphoneでウェザーニュースのアプリをチェック。
いわき市は快晴のようです。
結局、磐越自動車道に入っていわき市まで行くことにしました。
どこで見るかは決めてませんでしたが、とりあえず湯ノ岳という山を目指すことにします。
途中、リカちゃんキャッスルのある小野町を越えたころから雲がなくなり、太陽がその神々しい姿を見せ始めました。
常磐自動車道のいわき湯元インターチェンジで高速を降り、曲がりくねった上り坂を10分ほどクルマで走ると道路脇の駐車帯に数台の車が止まっています。
中にはテレビ局の中継車らしきパラボラアンテナを屋根に乗っけたクルマもあります。

周辺には三脚にカメラを取り付けて、待ち構えている人々も姿もチラホラ。
これだけ人がいるということは、きっと、金環食を観るにはなかなかよいポジションに違いありません。
というわけで、我々も世紀の瞬間をこの場所で待ち構えることにしました。
場所は北緯37°00'56"、東経140°47'54"。
iphoneの金環食アプリによれば、金環食の始まりが7時35分46秒、金環食の終わりが7時39分59秒、金環食の継続時間が4分12秒とのこと。
7時を過ぎる頃には道路脇の駐車帯は満車状態。
金環食を観ようと、多くの人が集まってきました。

人もたくさん集まってきた:2012年、金環食狂騒録

人もたくさん集まってきた

やや明るくなってきた。:2012年、金環食狂騒録

やや明るくなってきた。

太陽のシルエットは小さい:2012年、金環食狂騒録

太陽のシルエットは小さい

日食が始まり、太陽が半分近く隠れると、涼しい風が吹き始め温度が急に下がった感じがします。
景色は薄暗い中も妙にコントラストが高く、まるで、これから天変地異が始まる前兆のような雰囲気です。
それにしても、肉眼で見る太陽の小さいこと。
溶接用の色ガラスに映った大きさは直径1センチにも満たないぐらいです。
こんなに小さい太陽が数分隠れただけで周辺の気温を下げ風を起こすというのは、今更ながら太陽が放つ莫大なエネルギーの大さと地球環境の繊細さに気づかされた感じがします。
手作りのフィルターを使ったビデオの映像は決してベストとは思えませんが、専用の減光フィルターが1万円以上することを考えればなかなかのものです。
金環食が終わると、午後の仕事のことも考え早々に退散しました。

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