山形美術館で「第42回日展」山形展を観る
スポンサーリンク

山形美術館で開催されている「第42回日展」の山形巡回展に行ってきた。
昼過ぎに自宅から自転車に乗って山形市内の美術館の近くへ着いたのは午後の1時ぐらい。
展覧会の前に昼メシをと思い七日町にある「鰻六」へ。
ちょっと贅沢かとは思ったけど「この夏はどこへも行っていないしな」と妙に自分を納得させながら知人から「オススメですよ」と言われたウナギではなく天重をいただく。
お代わりしたお茶を最後まですすり満足した気分で店をでる。
自転車にまたがり下り坂をあまりペダルをこぐこともなく3分ほどで山形美術館へ到着。

会場に入ると思ったより人は少なく感じたが、それでも、入館者は途切れない。
結構、混んでいるかなと思ったが、ほどよい混み具合でゆったりとした気分で観ることができた。

1階は主に日本画と工芸の展示。
最近の日本画を見るといつも思うのは「だんだん、日本画は洋画との垣根がなくなってきたねぇ…」ということだ。
もう、絵の具の違いしかないのでは…。
使っているのが岩絵具というだけで、テーマやマチエールに対する考え方も洋画とあまり変わらない気がする。
とは思いながら、いまさら「舞妓さんをモデルにするのもなんだかなぁ」とも感じる。
工芸もいつもと変わらず直線と曲線で構成されたフォルムだけで見せるオブジェが多く「この曲線がいいんだよねぇ…」みたいな感じ。

2階は洋画と彫刻の展示。
洋画はどこかで見た手法、どこかで見たテーマ、どこかで見た構図ばかりでキャンバスの号数は大きいけど、どこかこじんまりとした印象。
ちなみに、女性のモデルは何ゆえバイオリンを持ってるポーズが多いのだろうか?
彫刻はどれも似たような女性のヌード多かった。
「これでもか!」というばかりに女性の裸が密集していると個々の作品というよりは全体でひとつの作品のような迫力がある。

ここの美術館の3階はめったに使われないが今回は書道が展示してある。
書はあまりよくわからないが、シロウトなりの目で見てみるなら「ウマイ書と言うのは、作品の中に重心が感じられる」ような気がする。
ひと通り見て思ったのは「いつもの日展と変わらないなぁ」というのが正直な感想。
「上手くてキレイだけどアイディアがないよね」といった作品が多い印象だ。
もっとも、保守的、権威的とも言われる日展というのは、そもそもそういうものなのかもしれないが…。
などと思いながらも、飽きることなく2時間近い時間を過ごしてしまう。

おすすめの記事