富山県高岡市にある瑞龍寺(ずいりゅうじ)です。
こちらは高岡市関本町にある曹洞宗の寺で山号は高岡山。
加賀藩二代藩主前田利長公の菩提寺になっている。
元々は二代藩主の前田利長が織田信長の冥福を祈るために建立した宝円寺だったものを三代藩主、前田利常が前田利長を弔うために寺号を瑞龍寺に改め1645年(正保2年)から18年後に完成した。
仏殿、法堂、山門は国宝。
総門、禅堂、大茶堂、高廊下などは国の重要文化財。
訪れたのは月曜の10時前とあって観光客の姿も少ない。
空は青く澄んでいる。
総門を入ると、回廊で囲まれた造りは思いのほか立派で芝の緑が目にも鮮やか。
ボランティアの案内の方によると、法堂の窓から立山連峰が見えるのは年に数回だという。
そういう意味では、ラッキーだった。
境内には前田利家・利長、織田信長・信長夫人・信忠の霊廟がある。