上山市の三吉山に登りました。
昨日から今日は月山に登りたいなと思っていたが、曇りがちの天気と出発の時間が押してしまったために断念。
近くの富神山に登ろうかと昼前に家を出て山辺から国道458号をクルマで行くが、途中で「上山市の三吉山もいいよ」と言っていた、登山を趣味にしている近所のIさんの言葉を思い出し、蔵王駅の近くから国道13号線に抜け三吉山を目指すことにする。
途中のコンビニで昼食のためのオニギリとお茶を購入。
三吉山の入り口を大体の見当をつけ、南に向かって13号線を走る。
すると、上山市に入って間もなく道路に大きく三吉山の案内が表示されている。
これを目安にあとは道路のところどころにある案内の通りにいくことで10分もかからずに登山口まで行くことができた。
ゴルフの練習場と兼用の駐車場にクルマを置き靴だけ履き替え、お茶とオニギリを入れた小さなポーチを肩から下げて登っていく。
案内板を見ると「クアオルト(健康保養地)」といわれるドイツ式健康ウォーキングのコースにもなっているらしい。
登山道は整備され、ふつうのスニーカーでも問題なく登れそうだ。
岩海という奇景
山自体は千歳山ぐらいのものだろうと、さして期待もせずに登って行ったのだが、途中で「おおっ!」と驚くような光景が広がっていた。
大きなもので30センチ四方程度、そのぐらいの岩がゴロゴロとしたガレ場が数十メートルにもわたり広がり奇景ともいえるパノラマを見せている。
岩海というらしい。
どういう原因で、こうした光景ができたのか、ネットで調べてみると「氷河期に地下のマグマが地表に噴出して、その際に岩が均等に破砕されたもの」とある。
ほんとうだろうか?
付近は眺望もよく上山市内一円が見渡せる。
登山道自体は石が平らに敷かれて見失うこともなく、かえって歩きやすい。
この場所を過ぎると頂上はもうすぐ。
頂上はかなり広く、奥に三吉神社が鎮座し、鐘楼もある。
神社の前で昼食を摂っていると、風がでてきた。
三吉山の東側にある葉山の案内板もあったので行ってみようかとも思ったが、軽装なので今日はあきらめて帰ることにする。
帰りは、ちょっと三吉山では物足りなかったので千歳山を萬松寺から登って千歳稲荷神社に降りるコースを周回して帰宅。