真下慶治記念美術館主催の研修ツアーで月山をトレッキング
野鳥観察小屋の説明を聞く
スポンサーリンク
弓張平公園から寒河江ダムを見下ろす
弓張平公園から寒河江ダムを見下ろす

朝から終日、雨。
今日は真下慶治記念美術館主催の研修ツアー。
朝の7時40分に家を出て知人を迎えに行き村山市の真下慶治記念美術館へクルマを走らせる。
8時50分到着。
9時集合だと思い、余裕だと思っていたら他の参加者は、既に、みんなバスに乗り込んでいる様子。
資料を見ると8時40分の集合だったらしい。焦った!
マイクロバスに我々が乗り込んだところで出発。

国道112号線を鶴岡方面へ向かい月山自然博物園へ目指す。車中では今回の講師の東北文教大学教授の大川健嗣氏による大井沢や月山の自然についてのレクチャーを受ける。
10時を過ぎた頃には、志津の弓張平公園でトイレ休憩。
そこからは5分ほどで月山自然博物園到着。
ここで待機するグループとトレッキングに出掛けるグループに分かれる。
自分はトレッキンググループに参加。
外はしとしとと雨がずっと降っている。
最初はスニーカーで登ろうと思ったが、ガイドさんから長靴のほうがいいと言われ、100円でレンタルできる長靴に履き替える。

真下慶治記念美術館主催の研修ツアーで月山をトレッキング
野鳥観察小屋の説明を聞く

トレッキング組は約10名。
ガイドさんを先頭に一列になり、大半の人が長靴をはいて傘をさしながらのトレッキングである。
遊歩道は大きな石や木道などで整備されているので長靴でもさほど苦にならない。
ミズキ、コシアブラ、ブナというのは、およそ木の外見だけ見ると似ていて、なかなか見分けるのが大変だという。
およそ、1時間ほど歩くとブナの原生林が広がり、トチノキの大木がある。
そこから7、8分ほど歩くとブナの木の周辺が開けているブナ広場というところがある。
周辺はブナの原生林。
三角形をした蕎麦の実を大きくしたような1センチほどのブナの実がそこいらじゅうに落ちている。
固い外皮をむいて食べるとクルミのような味がして美味しい。
地元の人たちは炒ってお酒のつまみにしたりするらしい。
歩き始めて1時間半ほどすると野鳥の観察小屋が見えてくる。
奥にあるのは周海沼。
こんなところに、沼があるのも驚きだった。

およそ、2時間のトレッキングで月山自然博物園に戻ったのは13時ぐらい。
急いでレンタルの長靴を返却するなどし、待機していたグループと合流し志津温泉にあるつたやという旅館で昼食。
メニューは全員、山菜そば(1,200円)。
6人掛けのテーブルには、大きな鍋に山菜と鶏肉の入った醤油だしのつけ汁が温めてあり、それを各々が自分の丼に入れ蕎麦をつけて食べると言うもの。
普通においしい。
昼食の後は大井沢の小学校で行われているきのこ祭りに向かう。
外は相変わらず雨が降り続いている。
地元の人の文化祭的な催しらしく物産展や屋台などのほかにも若い人のライブなども行われている。
とはいっても、我々が訪問したときは14時を回っていて、物産展には目玉のきのこもなく、屋台にもきのこ汁は売り切れ状態。
それでも、女性陣はいろいろ買い込んでいる。
きのこがなくやや、残念な心持できのこ祭りを後にする。
帰りは西川町の道の駅で休憩し、その後は真下慶治記念美術館に直行し解散。

スポンサーリンク
おすすめの記事