『舟越桂展』を東北芸術工科大学で観る
『舟越桂展』を東北芸術工科大学で観る
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校舎1階のロビー:『舟越桂展』を東北芸術工科大学で観る
校舎1階のロビー

昼過ぎに『舟越桂展-自分の顔に語る 他人の顔に聴く-』という展覧会を観てきました。
場所は山形市を見下ろす丘にある東北芸術工科大学の7階です。
舟越 桂は1951年生まれの人気の彫刻家。

感じるのは「静謐」でしょうか。
木から彫られ彩色が施された肉体の妙になまめかしい感じと、静かな精神性を湛えた大理石のうつろな瞳が印象的です。

舟越桂の父親は、彫刻家の舟越保武。
父親はカトリックの信者だったためキリスト教信仰に関する宗教的な彫刻を多く手がけました。
その影響なのでしょうか。
どの作品にも静かな精神性と気品が感じられます。
「耳を澄ますスフィンクス」とタイトルがつけられた耳? のようなものが皮でできた像が展示されていましたが、まるでスターウォーズに登場するキャラクターのようです。
舟越桂といえば天童荒太の小説『永遠の仔』の装丁で使われていました。

校舎1階のロビーでは写真のような演出がされていました。
ちなみに入場料は無料です。

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