宮城県美術館で『トリノ・エジプト展』を観る
宮城県美術館で『トリノ・エジプト展』を観る
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駐車場から向かうところ:宮城県美術館で『トリノ・エジプト展』を観る
駐車場から向かうところ

宮城県美術館で開催している『トリノ・エジプト展-イタリアが愛した美の遺産-』を観ました。
これはイタリアのトリノにあるエジプト博物館の収蔵品を展示したもので、この博物館は世界最古のエジプト博物館なのだそうです。
展示物は古代エジプト時代の彫像やミイラを作るときにつかった道具や柩などが多数展示されていました。

個人的には「やたらと棺おけが多いな」という印象です。
朽ちはてる途中のものから色彩の鮮やかなもの、石で作られた重厚な棺おけまで、こんなにたくさん棺おけを観たのは初めてです。
古代エジプト人たちは太陽が沈めば、また、登るといった太陽神信仰を深く崇め、来世での復活を信じ肉体を保存しようと製作されたのがミイラです。

また紀元前1000年ぐらいの「トトメス3世のシリア遠征」が綴られたパピルスが展示してありました。
パピルスは紙の元祖といいますが、じっくりと見た感じは紙というより木を薄く削った経木に近い感じがしました。

圧巻だったのは石灰石でつくられたアメン神とツタンカーメン王の彫像です。
まずは、その大きさにビックリ。
さぞや運送が大変だったろうと察せられます。
この時代、ファラオとともに宗教の時代でもあったのですね…。
思ったより客も多くあまり、ゆったりと観るという雰囲気でなかったのが残念。

中庭でのインスタレーション?:宮城県美術館で『トリノ・エジプト展』を観る
中庭でのインスタレーション?

ちなみに、全然関係のない話ですが中庭でミスト発生器のようなもので霧をつくって大学生らしき男女数人が何事かパフォーマンスを行っていました。

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