1792年の建立だという
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天童市と東根市にまたがる水晶山(すいしょうざん)を周回しました。
午前中、風が冷たく昨晩の雨の気配が残るような朝。
西の空は青空がのぞているが奥羽山脈には鈍色の雲が低く垂れこめている。
今日は天童市の水晶山に登るか白鷹山に登るかちょっと迷ったが天気予報を見て水晶山に登ることに決定。
ネットでいろいろ調べ、結果、水晶山を周回してみることにした。
天童カントリークラブの先にある登山口から川原子を抜け東根の猪野沢に抜け、猪野沢の登山口から水晶山を登り、頂上から山口に下るという通常とは逆のコースをたどってみた。

天童市山口の天童カントリークラブを過ぎてすぐの登山口入り口の駐車スペースに車を置いたのは12時50分過ぎ。
水晶山の山裾を東根の萩ノ入方面に向かう。昨晩の雨のため、ぬかるんでいるところもあったが道はさほど悪くない。
低山の裾野ということもあり虫が多く、夏場には藪に覆われそうな道。
このルートは夏場は敬遠したほうがよさそうだ。
道のそばの枝にはピンクのリボンがところどころに結んであり迷うことはない。
山道を抜けると景色が開けりんご畑が見えてくる。
道路も農道になり、ピンクのリボンがなくなりここでルートをロスト。
農道を100メートルほど道なりに歩くと舗装された車道にでてしまう。
まさかアスファルトの道に出るとは思わないので、先ほど通り越したりんご畑で農作業をしているおばちゃんに道を尋ねるが、あまり要領を得ず、改めて地図を確認し舗装された車道まで出てしばらく東に向かって歩く。
すると、今度はぶどう棚の下で作業中のおじいさんがいたので改めて道を確認すると、間違いないらしい。
「東へずっと向かっていくと鳥居があるから、そこが、登山口だ。でも、こっちからでなく天童のほうから登ったらいがったべ。こっちがら登んのはたいへんだ。上のほうなんか道なんか、ないみだいなどこ、行がんなねんだぁ」と言われる。
言われたとおり歩いていくと右手に鳥居と水晶山登山口の看板が見えてくる。
看板には標高667メートル、所要時間約1時間とある。

祠に手を合わせ細い山道を登っていく。
杉や笹などが生い茂り緑が濃い。
いかにも熊でも出そうな雰囲気。
人ひとりがすれ違うこともむずかしそうな細い道や延々と登っていくと天狗岩の案内板。
どんなものか、と行ってみると岩がごろごろした小高いピークがある。
ここからは水晶山の頂上がよく見える。
青空と緑の山が美しい。
頂上まで、まだ、しばらくありそう。

天狗岩の案内板を越えたあたりから周りの植生が変ってくる。
このあたりから、杉が消えてブナやダケカンバなどが増えてくる。
勾配もゆるく気持ちのよい風がふく尾根道をしばらく行くと神楽岩と言う巨石がある。
ここらからは石や岩がごろごろしたガレ場のような道が続き途中の急斜面にはロープが渡してある。
足場がよくないので団体でくるときなどは気をつけないといけないだろう。
岩や石をよく見てみると、やけにキラキラとしている。
石英が多く含まれいるためだが、水晶山という名前が伊達じゃないことをいやでも気づかされる。
ここを過ぎれば頂上はもうまもなく。

頂上に着いたのは14時50分過ぎ。
そこそこ、りっぱな水晶山神社の社殿がある。
よくもまぁ、この場所まで資材を上げたものである。
祀っているのは大国魂神と大物主神のニ柱だそうだ。
社殿の左を行くと「御室」という縦穴がある。
社殿の奥には奥の院の祠がありその奥が三角点。
三角点の標識に腰掛け、しばし休憩。
コンビニで買ったおにぎりをいただく。
あとはクルマを止めた場所へ下るのみ。

下り始めてすぐのところに滑石(なめらいし)という、滑らかな岩の表面が50センチほども顔を出している坂があり足元注意という看板が出ている。
足を置くポイントがなく、さほど気にせず足をおいたら確かにズルッと滑った。
転びはしなかったが要注意である。
こちらのルートは猪野沢からのルートと違ってかなりよく整備されている。
これなら小学生の遠足でもこれそうだ。
途中、七曲りというつづれ坂があり、ここを過ぎれば割と平坦な下り続く。
下りきったあたりに水晶山六角堂という小さな小屋があり中には水晶山の由来や山岳信仰の縁起を書いた資料などが展示されている。
ここまで車で入って来れるらしい。
ここから自分が駐車したところまではいろいろな信仰にまつわる遺跡が見られた。
山姥の石像などは、なかなか趣がある。
あと数分で駐車スペースに到着という時にどうも、何かの糞を踏んだらしい。
緑色の繊維質で熊だろうか? 「これは、やはりクマよけの鈴を買わなくてはならん」との意を強くするのだった。
駐車スペースに到着したのは16時18分。

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