国宝の彦根城に行ってきました。
彦根城は家康に仕え徳川四天王といわれた井伊直正の子、直継によって1622年(元和8年)に築城されました。
以来、城主は代々、井伊家がつとめていました。
明治になって解体寸前だったのが明治天皇が保存するよう命じたことで残ったそうです。
現在、天守や櫓(やぐら)は国宝に指定されています。
山形新幹線から東海道新幹線に乗り継ぎ米原駅で下車。
米原駅に到着したのは11時50分ぐらい。
駅前のレンタカー屋さんでワゴン車を借り、彦根城へ向かう。
彦根城に向かう前にJR琵琶湖線、彦根駅前の八千代駅前店というところで昼食。
昭和の時代の駅前食堂という雰囲気。
名物だという彦根丼は、牛スジを使った牛丼という感じ。
食後は歩いて彦根城まではおよそ10分。
彦根城の表門に到着し、チケットを購入。
観覧料は大人800円。
表門からは運動不足の人にはちょっときつそうな階段の坂道を登る。
見学者も多いらしく、人の列が途切れません。
10分ほども登ると天守閣のある本丸に到着。
お城ファンでもないので、それほどの感慨はないのだが、やはり大阪城や名古屋城に比べると地味な感は否めない。
(スミマセン…)
当初、内部の見学は見学者が列を作って並んでいたのであきらめて、着見台というところで琵琶湖や彦根市周辺の景色を眺めていたのですが、ふと、先ほどの列を見ると誰も並んではいないでないですか。
これなら「さほど、待たされることもないんじゃないの」と天守の内部も見学してみようと入り口付近で待機。
しかし、中には入れる気配は一向になく20分ほど待ち、見学者の列がそれなりに長くなったところでやっと中に入れました
どうやら、見学者が一定の人数が集まったら中に入れて、中の見学者グループがはけた時点で、また、見学者を入れる。
そうした、入れ替え制のようなシステムのようです。
やっと天守閣の中に入ったのはいいのですが、今度はなかなか先に進みません。
ゆっくりと見学できる感じもなく階段が急なことだけが印象的。
昭和32年から行われた解体修理の時に建築材を調査した結果、他の城の天守を移築したことが分かりました。
また井伊家に伝わる『井伊年譜』には「天守は京極家の大津城の殿守也」とあり、大津城の天守を移築したと考えられているそうです。
帰りは天守を一周するように黒門山道を下る。
城郭を囲むは石垣は規模の大きさと歴史を感じさせます。
石積みも美しいですね。
「ひこにゃん」登場
15時から「ひこにゃん」が彦根城博物館に登場するという案内があったのでゆるキャラは、まったく興味がないのだがここまで来てみないのもなんだからと行ってみた。
建物、奥からそろりそろりと登場したひこにゃん。
着ぐるみの股下が短く視界もよくないせいか、なかなか前に進まない。
写真を撮ろう集まっている人の多さにビックリ。
自分もその群衆の一人ですが…。