静岡の旅、二日目は8時にホテルを出発して、久能山東照宮という徳川家康が埋葬されているお寺へ向かいます。
久能山東照宮は久能山という200メートルほどの山の山頂にあって麓から千段ほどの階段で登るか、日本平の山頂からロープウェイで下るルートがあります。
日本平は300メートルほどの丘陵で頂上には巨大なアンテナの鉄塔が5、6本ほども立っていて、ちょっと物々しい感じがします。
日本平にあるロープウエイの駅から東照宮まではおよそ5分ほどで到着。
たった5分でしたが車内にはバスガイドのようなオネエサンがついて、ちょっとした観光案内してくれたのはちょっとビックリ。
ロープウエイの駅を降り、社務所で拝観料の500円を払い階段を登りると5分ほどで拝殿へ到着します。
しっかりと設えられた石造りの階段は1段1段の高さが意外に高く勾配もあり、息が切れます。
久能山東照宮は徳川家康が亡くなる直前、「遺体は久能山に納め、一周忌が過ぎたならば日光山に小さな堂を建てて勧請し、神として祀ること」と遺言していたそうです。
家康が亡くなると、ただちに遺骸はここに埋葬され、一年後に日光の東照宮に改葬されました。
(今も、ここに家康が埋葬されているのだろうか?)
近年、修復されたとかで極彩色の社殿は日光の東照宮ほど規模は大きくありませんが、それを髣髴させる絢爛で壮麗なものです。
階段を登った最後には神廟といわれる家康の遺骸を埋葬した場所に立つ廟があります。
久能山東照宮を後にし、一行は桜えびを食べるために由良港を目指します。
桜えびの漁期は決まっていて毎年3月下旬から6月上旬と、10月下旬から12月下旬の2回しか行われません。
今回も、ちょうど漁期にあたっているため新鮮な桜えびを味わうことができます。
由良に着いたのはちょうど、お昼時。
昨年と同じ海の見える小洒落たレストラン風の食堂で桜えびの刺身やかき揚、シラスの刺身などを頂戴しました。
桜えびのミニかき揚丼、美味しかったです。
次の沼津港でお鮨を食べることも頭にあり、少々、抑え目で終了。
そんな訳で由良を後にして目指すのは沼津港のお鮨屋さんです。
車で国道1号線を使い1時間弱ぐらいの道のりです。
沼津港に着くと月曜にもかかわらず、周辺は他県ナンバーの車や観光客が多く活気があります。
一行はブラブラと魚市場の周辺を歩きながら、めいぼしい回転寿司屋を見つけると突入。
さすがに寿司の激戦区、ネタも新鮮、値段も手ごろです。
地元でしか味わえないような金目鯛やジンドウイカ、赤えびなど珍しいネタを中心に美味しく頂きました。
帰路は三島駅から新幹線。
毎度のことながら、今回も食べて飲んでばかりの旅行でした・・・。