天気もよかったので長井市の伊佐沢にある久保桜を観てきました。
桜は、まだ九分咲きといった感じでしたが、ずいぶん樹勢が衰えているような印象です。
駐車場もいっぱいで、近所のコンクリート製品が山積になったコンクリート会社の資材置き場のような場所が臨時駐車場になっていました。
高速道路が1,000円になったせいもあってか遠くからきていたクルマのナンバーも目立ちました。
久保桜を説明する看板には国指定天然記念物とあります。
この看板によるとエドヒガンの巨木で推定樹齢千二百年。
伝説では坂上田村麻呂が奥羽征伐で当地に寄った際に地元の娘お玉と恋仲になったが田村磨が帰国後お玉が亡くなったため、桜を贈って植えさせたのが久保桜であるといわれている。
一方、伊達家の家臣桑島将監が妻のお玉と子を亡くしその供養のために植えたとも言われているようです。
いずれにしても伝説ではお玉という女性の供養で植えたのですね。
このあと桜見物のはしごで上山市の斎藤茂吉記念館へ向かいました。
途中、南陽市の烏帽子山公園に寄ろうとしたのですが、駐車場も道路も相当混雑している様子で断念。