月山に登る - 2018年8月

B!
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晴れ。
月山に登る。
姥沢駐車場には9時前ぐらいに到着。
前日は山の日ということもあり、混むだろうとは予想していたが駐車場は、ほぼ満車状態。
なんとか、駐車スペースを見つけ一安心。
とりあえず、リフトの駅までぼちぼちと歩いていく。
途中、小さな小屋で環境整備協力金として200円を支払う。
まぁ、このぐらいは仕方ないかなというか環境の保全を考えると安いものだと思う。

リフトの駅では1,030円で往復のチケットを購入。
時間が遅いせいか、リフトもさほど混雑せずスムーズに乗ることができた。

駐車場はほぼ、満車
赤い屋根はペアリフトの上駅
奥に鳥海山が見えた
柔らかな佇まいの月山
姥ヶ岳を下って月山へ
月山の山頂をズームで撮影

天気は快晴。
空が青い。
(写真の空は青すぎるが…)
なんのプランもなかったのだが、とりあえず姥ヶ岳から月山へ登り、羽黒口・弥陀ヶ原ルートを行けるところまで行こうかなと…。
一人は気楽なものである。
家族連れの登山者が多い。
幼児を背負ったり、中にはトイプードルを連れて登っている一家もいる。

一部、残雪が残る
ほぼ、山頂に到着
月山神社

姥ヶ岳の頂上には9時40分ごろ到着。
頂上からは鳥海山がちらりと姿を現したが、今日はこれ以後、鳥海山を見ることはできなかった。
そこから、下って登って月山直下の登り口にとりつく。
登り始めて、しばらくすると、前方で大きな怒声が聞こえる。
何事かと状況を見ると、ピカピカのブランドモノで装備した父親らしき人物が、ジーンズ姿の小学生低学年ぐらいの自分の子どもを大声で叱責している。
アウトドアでは安全のために、時として子どもを怒鳴らなければならない。
それは、理解できる。
しかし、そういう、おこり方ではなく自分のイライラをぶつけるような怒り方だ。
周りには一般の登山者も、たくさんいるというのに…。
父親として、大丈夫なのかと思ってしまう…。
といったこともありながらも、山頂までは、それなりに渋滞はしていたが、登山者も各々気を使いながら登っているので大渋滞でストップということもなかった。

11時20分過ぎぐらいに山頂近くの平坦な場所に到着。
とりあえあず、月山神社で拝観料の500円を支払い、お祓いをしてもらう。
神社の境内は撮影不可なので写真はなし。

頂上付近から庄内方面を望む
飛島が見えた(中央)
月見ヶ原

その後、月山神社西側の斜面で昼食。
腰を下ろして、一休みしていると日本海に浮かぶ飛島が一瞬だけ姿を見せた。
メニューはカップラーメンとオニギリ。
サーモスに入れてもってきたお湯をカップラーメンに注いで食べていると隣に座った六十過ぎぐらいのオジサンから話しかけられる。
聞けば、新潟からきて、昨日、鳥海山に日帰りで登り車中泊。
鳥海山へは9時ぐらいから登りはじめて19時ぐらいに象潟に下りたという。
今日は月山にリフトを使わずに登り、そして、明日は磐梯山に登ると聞かされる。
凄い! 
仕事をしつつ年金をもらいながら、各地の山を登っているそうだ。
羨ましい!

ここが月山の三角点
ここが、本当の山頂(立入禁止)
頂上付近から見下ろす庄内方向の山々

早々に昼食を済ませ月山神社の裏にある三角点を目指す。
といっても、月山神社からは5分もかからず行ける。
三角点の南側は、ここより標高が微妙に高いのだが立ち入り禁止になっている。

その後は、羽黒コースを途中の行者返し付近まで行ってみる。
途中、チングルマが咲いていたが満開といった風でもない
時間は13時を回ったあたり。
帰りのリフトの時間もあるので、そろそろ引き返さねば。
というわけで、また、頂上へ向いモックラ坂をのんびりと登っていく。

奥は大峰
頂上から山小屋か月山神社の人が風のように下ってきた。
大峰が近づいてきた
行者返から見たオモワシ山
モックラ坂を頂上へ向かう
頂上近くにある芭蕉の句碑

頂上付近にたどり着くと月山神社の東側で休憩。
コーヒーとコンビニで購入したチーズケーキでおやつタイム。
頂上から下り坂に差し掛かるところには「雲の峯幾つ崩て月の山」という芭蕉の句碑がある。

中央の奥は寒河江ダムの月山湖
姥ヶ岳から月山を望む
右側の山が月山
遠くには朝日連峰の山々
リフトで帰ってきた
本日のルート

帰りは、若干時間に余裕があったので、またも姥ヶ岳に登って降りる。
ちなみに、リフトの下り最終時間は16時30分
姥沢駐車場には16時9分着。

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