蟻ノ戸渡り
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今回も近所のIさんという登山を趣味にしている方からのお誘いを受けての山行となった。
今日、登った雁戸山は標高1484.6メートル。
蔵王の主峰である熊野岳の北側約8キロぐらいのところに位置する。
山形の山々について書かれた本を読むと、ぎざぎざの稜線がガンドウ(のこぎり)をイメージさせるところから、この名前になったとある。
宮城や山形で登山をする人のホームグラウンド的な山らしい。
そんな、こともあり前々から一度は登ってみたかった。

雁戸山へのお誘い

Iさんから、お誘いの電話をケータイに頂いたのは昨日の20時ぐらい。
運悪く、こちらは山形市内で呑んでいて着信に気づかず、電話を頂いたのに気づいたのは23時過ぎ。
「山のお誘いかなぁ?、寝てるかなぁ?」と思いながら5回コールして出なかったら電話を切ろう思いつつ連絡を入れる。
やはり電話に出ないので今回は諦めようと思ったところにIさんから折り返しの電話。
話は予想通り「明日、山に登りませんか」というお誘い。
酔った勢いであまりちゃんとした話も聞かずにOKと返事してしまったが、果たしてどこに登るのだろう?
「明日、7時に迎えに行きます」との旨。
自宅に帰ってから、山登りの準備をして速攻でベッドに入る。

登山当日

昨晩、酔って寝たにもかかわらず、眠りは浅く6時前には目が覚めてしまう。
ちょっと、風邪気味。
ベッドを抜け出し、山行きの準備を整える。
天気予報では夕方近くから雨になるらしい。
どこに行くか家人に伝えることもできないので出発10分前に、Iさんに電話をして、どこに行くのか尋ねる。
「今日はどこの山へ行くのでしょうか?」、「雁戸山あたり、どうかなと思って」の返事。
寒そうだなと思い薄手のダウンジャケットも装備に加える。
7時にIさんが、迎えに来る。
天童市を抜け高瀬から宝沢へ抜けるルートで笹谷峠の登山口へ向かう。
途中、コンビニで飲み物と朝食、携行食を購入。
Iさんは既に朝食を済ませたらしい。

登山開始

登山口の駐車場には8時過ぎごろに到着。
どんよりした天気で外は肌寒い。
駐車場には自分たち以外にクルマが3台あるのみ。
山登りの準備をしているオバサン二人のグループが視界に入るだけで、他に人影はない。
山に登る装備をし、駐車場のトイレで用を済ませ出発。

いつものようにIさんに先導してもらいながら先を進む。
山形南高校山岳部OB会と書かれたコンクリートの山小屋を左手に見ながら少し行ったところで笹薮の中の登山道へ入る。
藪の中は二人が並んで歩けるぐらいの道がしっかりとできているが藪で視界が悪く、散策路がいくつか交差している箇所もあり、一人で来たりすると迷いそうだ。
しばらくは、笹薮や樹林帯のなかの登りが続く。
登山道は荒れた箇所も多く、沢が流れた後のように土がえぐられたところもあり霧で濡れた粘土質の路面は滑りやすい。
見晴らしがきかない道がしばらく続くせいか、ずいぶん奥深い印象。
1時間少々歩いたところで、ようやく展望が開けるところに出て休憩。

山形・宮城の登山愛好家のホームグランド

雁戸山の手前のピークには風洞実験のような雲が山頂から下に流れている。
風が強そうだ。
少し歩くと日大山形高校生の遭難慰霊碑がある。
そこから先は前山の斜面をトラバース。
斜面の細い道は笹薮や木が横に伸び歩きにくい。
この道を抜け蟻の戸渡り手前の新山登山コース分岐で5、6人の若者グループと遭遇。

彼らより先を歩くが、彼らが登ってくる気配はない。
蟻の戸渡りといわれる道の狭い急な斜面は遠くから見ると迫力がある。
しかし、間近に迫るとロープは渡してあるが、さほど危険な感じはない。
両手両足で三点確保すれば問題なく登れる。
ただ、登山者が連なるような混雑はちょっと遠慮したい。
10時40分ごろ、頂上到着。

頂上は10帖を超えるぐらいの広さがある。
頂上には50代後半ぐらいであろう、山に登り慣れたようなオジサンが一人。
風が強く視界が悪い。
Iさんが煙草に火をつけるのも難渋した。
帰りはオバサン二人組みのグループ二つとすれ違ったのみ。
途中で休憩することなく一気に下る。
駐車場近くになって雨がぱらつきだす。
駐車場に着いたのは12時40分ごろ。
帰りは途中のラーメン屋さんでみそラーメンで体を温める。
次回は天気の良い時に登りたいものだ。

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