京都市北区にある金閣寺に行ってきました。
金閣寺の正式名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)といい、臨済宗相国寺派のお寺です。
昨日の雨とは打って変わって晴天の朝です。
ホテルからはタクシーで20分ほどで金閣寺に到着。
駐車場には修学旅行の生徒の整列している姿やはしゃいでる姿があります。
拝観料400円を払うと、リーフレットと開運招福と家内安全と書いてあるお札を手渡されました。
門をくぐると庫裏(くり)というお寺の台所のような建物があり、それを過ぎると鏡湖池(きょうこち)という池が見えてきます。
さらに順路を行くと方丈という本堂のような建物の側には「陸舟(りくしゅう)の松」と呼ばれる松の木があります。
この地面から起き上がったようなカタチのゴヨウマツは足利義満が、盆栽の松を地植えにしたものだそうです。
西方浄土へ向かう舟の形に仕立てたものだとか。
一般に金閣といわれる建物は舎利殿と呼ばれる建物で三層になっています。
中にはお釈迦様や観音様、仏舎利などが安置してあるそうです。
池の上に浮かぶ金閣寺は、水面にも黄金色の影を落とし金色に輝いています。
裏側にまわると雨樋すら金色なのがわかります。
ここも金箔が貼られているのでしょうか?
1987年に改修され、そのときに使われた金は約20kgだとか…。
今日、現在(2012.11.12)の金の価格が1グラム4,687円なので金の価格だけで、今なら9,374万円です。
これが高いのか安いのかはわかりませんが、澄んだ秋空の陽に照らされる金閣寺はきれいでした。
出口を出たところにある金閣寺不動釜茶所というお休み処で500円の抹茶セットを頂きました。
干菓子は和三盆でつくられた落雁の中に餡が入っています。
意外と塩味が効いていて美味しいです。