京都伏見、酒蔵の街並みを歩く
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黄桜カッパカントリー

時刻は、そろそろ日が傾きつつある頃。
寺田屋を見学した後に竜馬通りをブラブラしていると漆喰と板張りの壁が続く趣のある風景が目に入る。
面白そうだと思い近寄っていくと黄桜のサインと例の河童のイラスト。
黄桜カッパカントリーという、黄桜という酒蔵の直営店である。
「伏見といえば日本酒だ!」と今更ながら、そのことに気づく。
中に入ると売店や河童の資料館、ビアホールなどがある。
売店では黄桜の「吟醸」と「樽出し」を1杯、100円でショット売りしていたので当然、試飲。
70ccのプラスチックカップだが100円という値段がうれしい。
とはいえ、歩き疲れた体にはホドホドにせんと…と2杯で止める。
この後も歩かないといけないし、きっと近くに月桂冠の直営店もあって、そこでも試飲しないといけないし…。
そんな訳で「あまり時間をかけられないな」と、ここはさらっとだけ観て済ます。

黄桜カッパカントリー:京都伏見、酒蔵の街並みを歩く

黄桜カッパカントリー

伏見土佐藩邸跡の石碑:京都伏見、酒蔵の街並みを歩く

伏見土佐藩邸跡の石碑

伏見銘酒協同組合:京都伏見、酒蔵の街並みを歩く

伏見銘酒協同組合

このあたりには20以上の酒蔵あり、日本でも屈指の日本酒密度の高い地域。
板張りの屋根の高い酒蔵が点在する街並みを歩いていると伏見土佐藩邸跡の石碑。
幕末における土佐藩の山内容堂と言えば、自ら「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」と名乗った酒好きな殿様。
あらためて、このあたりが酒好きや幕末の事件や戦のゆかりの地であることを思い起こさせる。

月桂冠大倉記念館

月桂冠大倉記念館:京都伏見、酒蔵の街並みを歩く

月桂冠大倉記念館

先ほどの黄桜カッパカントリーから歩くこと数分で「月桂冠大倉記念館」に到着。
入館料300円を払って資料館に入るとすぐに広い中庭が見えてくる。
展示室の前には湧き水のある水場あり、仕込み水を飲むことができる。

酒造りの道具:月桂冠大倉記念館

酒造りの道具:月桂冠大倉記念館

酒米を蒸す甑:月桂冠大倉記念館

酒米を蒸す甑

意外と見応えがある:月桂冠大倉記念館

意外と見応えがある

大正時代の月桂冠のビン:月桂冠大倉記念館

大正時代の月桂冠のビン

ここは日本酒作りの歴史資料や酒造用具類などを展示している。
とうぜん月桂冠のビンや広告など自社製品の歴史を飾る資料が圧倒的に多いが、他にも日本酒に関わる酒器や書画なども観ることができる。
一通り見学が終わって展示室を出ると大倉記念館をプリントしたワンカップを記念に手渡される。
その時に、おじさんたちが数人待ち構えていて、ちょっとしたお酒の試飲ができるようになっていたが、このあたりはもう少し他の酒蔵やワイナリーのようにスマートにやればいいのになんて思った。

黄桜や月桂冠といえば日本を代表する日本酒のブランドであることには違いないが、あまりに身近なブランドになりすぎてしまって「スペシャル感」がないのが残念だ。
時間に余裕があれば、日本酒をちゃんと飲ませる居酒屋のようなところで一休みしたかったが、後ろ髪を引かれる思いで帰りの駅へ向かう。

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