富山県立近代美術館で『現代中国の美術』展をみる
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富山県立近代美術館へ向かう

ホテルで朝食を摂った後、金沢の市内をブラブラと散策しホテルに戻ってチェックアウトを済ませたのが11時ぐらい。
そのまま、金沢西ICから北陸自動車道に上がり、ほぼ40分。
富山ICで高速を降りおよそ15分、目的地の富山県立近代美術館に到着したのは昼の12時の少し前。
ゴールデンウィークだが駐車場を見る限りは空いている雰囲気です。
美術館は公園の敷地内にあり、すぐ近くには富山市科学博物館の立派な建物も見えます。

『現代中国の美術』展

富山県立近代美術館:富山県立近代美術館で『現代中国の美術』展をみる

富山県立近代美術館

企画展でやっていたのは『現代中国の美術』展。
展示は2009年に中国で開かれた『第11回全国美術展受賞優秀作品』による作品です。
中国画、油彩画、水彩画、版画、漆絵などの絵画作品と彫刻作品、アニメーションとバラエティに富んでいて見ていて飽きません。
モチーフは風景や静物などの古典的なものから若者の風俗をテーマにしたものや政治的な主張を感じるもの、ポップな作品など面白い作品がたくさんありました。
兵士を描いた作品なども数多く、こういうのは今の日本ではなかなかアートとして成立しにくそうです。
ファインアートといわれる絵画、彫刻だけでなくイラストや工芸品に近い作品も多く中国という国家としての美術にたいするスタンスもよくわかるような気がします。
いずれも技術的なレベルの高さはものすごく感じましたが、作品のコンセプトといった部分では保守的な印象で規制概念からなかなか抜け出せないなと感じました。
ただ、その分、保守的なだけにわかりやすい作品が多く誰が見ても普通にいいなと思えるのものが多かったと思います。

常設展

常設展は近代美術館というだけあって、印象派以降の作品ばかりです。
ピカソやルオー、マティスなどの20世紀初頭の巨匠の作品もありますが、シュルレアリスムから現代美術の絵画、彫刻、オブジェの作品も名の通った作家のものが多かったです。
富山が生んだ美術評論家『瀧口修造のコレクション』の展示とかちょっと面白かった。
こういうのを見ると常設展示にミロやシュルレアリスムの作家の作品が多いのもわかるような気がします。
駆け足の見学でしたが、それでも、正直、期待していたより楽しめました。

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