宮城県美術館で『ピカソと20世紀美術の巨匠たち』展を観る
宮城県美術館で『ピカソと20世紀美術の巨匠たち』展を観る
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会場入り口:宮城県美術館で『ピカソと20世紀美術の巨匠たち』展を観る
会場入り口

仙台市にある宮城県美術館で『ピカソと20世紀美術の巨匠たち』展を観てきました。

美術館に着いたのは午後3時過ぎと、わりに遅い時間だったにもかかわらず駐車場は満車。
にもかかわらず出て行く車の後にタイミングよく止めることができてラッキーといった感じ…。
きっと混雑しているだろうと思い、少し遅めに行ったのですが正解でした。

ルードヴィヒ美術館のコレクション

今回、展示の作品はドイツ、ケルン市にある近代美術作品を多く収蔵したルードヴィヒ美術館のコレクションです。
なんでもルードヴィヒ美術館はヨーロッパでも最大級のピカソのコレクションを収蔵しているのだとか。
会場に入ると展示してある各々の絵の前には数人のかたまりが、よいポジションを確保しようとスペースを埋めています。
少々、人は多いがゆっくりと鑑賞できないほどでもありません。

フライヤー:宮城県美術館で『ピカソと20世紀美術の巨匠たち』展を観る
フライヤー

展示はピカソをはじめブラック、マティス、モディリアニといった巨匠たちからジャスパー・ジョーンズ、ウォーホルといったポップアートのスターまでバラエティに富んでいます。
ピカソの『緑色のガウンを着た女』は新古典主義の時代といわれる時代の作品で号数も大きくピカソらしい(といっても、その時々でピカソらしさは変わりますが)力強くヴォリューム感のある作品です。
他にもピカソの作品は数多く展示されていましたがデッサンの中には音楽家のエリック・サティを描いたものなどもあり、当時のパリでの交友が感じられます。

個人的にはエドガー・エンデの『小舟』、アルチュール・セガル『港』、ポール・デルヴォー『森の精』といった作品あたりが好みでしょうか。
ちなみにエドガー・エンデはあの「はてしない物語」を書いたミヒャエル・エンデのお父さんだそうです。
展示の内容は全体にバラエティーに富んだもので見応えのある観ていて飽きない展覧会でした。

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